ホカオネオネの定番ボンダイやクリフトンなどの特徴や選び方、サイズ感までを徹底解説。ロードランニングからタウンユースにまで人気の定番ブランドをお見逃しなく。最新スニーカー情報から話題のアイテムまで、アパレルに精通したファッションライター歴8年の筆者が解説します。
【HOKA】の販売サイト
HOKA公式サイト
Amazon
楽天市場
楽天ファッション
FARFETCH
スポーツゼビオ
アルペン公式サイト
【HOKA】ブランドの概要と特徴
ホカ オネオネ(ホカ)は、サロモンの元従業員らが立ち上げたシューズブランドです。誕生は2009年のフランス。2013年には南カリフォルニアのデッカーズ・ブランドの傘下となり、現在はスポーツ総合ブランドとして世界中で親しまれています。
人気の発端となったのは、従来とは真逆の分厚いミッドソールを備えた、高いクッション性を誇るランニングシューズ。初めは山岳マラソンやウルトラマラソンのシーンに浸透し、その後、トライアスロンやロードランニング、ハイキングでも圧倒的な支持を集めました。
その履き心地の良さはもちろん、スタイリッシュなデザインも次第に受け、今では街履きとしてカジュアルスタイルやきれいめコーデに使う人が増えています。
【HOKA】シューズの購入方法
直営店で購入する
ホカ オネオネ直営の六本木にあるポップアップストア、三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド内のアウトレット店などで購入する方法です。在庫モデル・カラー・サイズが比較的多い、試し履きができる、スタッフにサイズ選びやコーディネートのアドバイスがもらえるといったメリットがあります。
スポーツショップ、シューズショップなどで購入する
ホカ オネオネを公式に取り扱っている石井スポーツやスーパースポーツゼビオ、あるいはアトモスなどでも購入が可能です。試し履きができるのは先程と同様ですが、スタッフへの相談については、前者はスポーツに関して、後者は普段使いに関して得意である点に注意しましょう。また在庫のモデル・サイズ・カラーが限られることもあります。
通販サイトで購入する
楽天市場やアマゾンなどでホカ オネオネを購入する方法です。定価より安く買えたり、ポイントが付いたりといったメリットがあります。その一方で、サイズ選びが難しい、交換・返品に手間や手数料がかかるといったデメリットには注意したいところ。
【HOKA】シューズの選び方
ホカ オネオネでは、ロードランニングやハイキング、リカバリーといったカテゴリーを設けてシューズをラインアップしています。リカバリーシューズではウルトラマラソンは走れませんし、ハイキングシューズではリラックスできません。自分がどんな目的で使うのかはっきりしている場合は、それにふさわしいモデルを選んでみてください。
また運動で使う場合は、プロネーション(着地時のかかとの倒れ込み具合)やクッション性・反発力のバランスなども考慮して購入する必要があります。ホカオネオネの公式サイトにもアドバイスが載っていますので、そちらも参考にどうぞ。
街履きとして使う場合は、選び方に大きな制限はありません。好みのデザインの中から自分の足のサイズに合ったものを選んでみましょう。
【HOKA】おすすめ人気モデル
ホカ オネオネの主な人気モデルは、ボンダイ、クリフトン、ホバラの3種です。
ボンダイ:ブランド初のランニングシューズ
ボンダイは2011年より販売が続いている、ボリュームクッションを備えたブランド初のロードランニングシューズです。見た目のゴツさの反面、驚くような軽さも特徴としています。ホカ オネオネのランニングシューズの中で、スタビリティ(プロネーション)はニュートラル、クッション性は柔らかいというスペック。スピード重視より、自分のペースで長く走りたいという方に向いています。またダッドシューズブームの影響を受けて人気を集めたこともあり、ライフスタイルシューズとしても人気です。現在販売されているモデルは、ボンダイ8となっています。
クリフトン:毎日のランニングにおすすめ
クリフトンは、スタビリティ(プロネーション)はニュートラル、クッション性は適度というスペックを持ったランニングシューズです。ボンダイよりはクッション性が低いものの、このブランドらしい履き心地のよさは失われていません。日々のランニングやリカバリーランにおすすめのモデルとなっています。最新モデルはクリフトン9です。
ホバラ:ハイキングにピッタリ
最後にご紹介するホバラは、ハイキングモデルに分類される水陸両用のマウンテンサンダル。通気性、グリップ力ともに高く、あらゆるアウトドアシーンをカバーします。スタビリティ(プロネーション)はニュートラル、クッション性は反発重視です。快適性を生かしてタウンユースに使うのも良いでしょう。
【HOKA】シューズのサイズ感
ホカ オネオネのシューズのワイズ(横幅)は、メンズがD、レディースがBとされています。一方で日本人の平均ワイズといえば、D〜E相当。
メンズモデルのサイズ感がニューバランスと同じくらいといった感想が多いことからも、相当数の人が履きやすいシューズと言えそうです。対するレディースは、日本人が履きこなすのが難しいとされるあのナイキと同じくらいの細さ。サイズ選びには特に注意したいところです。ただし、メンズ・レディースともに縦幅(長さ)はほかのブランドよりやや長い傾向にあるため、安易なサイズアップは走りにくさや歩きにくさにつながります。
そこでおすすめしたいのがワイドサイズのシューズ。全てのモデルに用意されているわけでないものの、メンズでは2E相当を手にすることができます。このワイドサイズは縦幅・横幅ともにかなり大きく作られているのが特徴ですので、一度試し履きをすることをおすすめします。
もちろんモデルによってもサイズ感は異なります。人気のボンダイはクッション性を重視しているため、インソールが沈み込みやすくサイズ以上に大きめに感じる傾向にあります。同じくユーザーの多いクリフトンですが、こちらはスピードを意識した反発性を重視しているため、沈み込みが少なくフィット感も高いモデル。ボンダイよりやや狭く感じるようです。
そのほかでは、ボンダイ Bのような復刻版もサイズ感は大きく変わりません。またホカ オネオネでは日本国内のみ流通しているようなライセンスモデルがないため、海外で販売されているシューズと比較してもサイズ感に大きな違いを感じることはないでしょう。
【HOKA】サイズ感も分かるコーデ
それでは実際にホカ オネオネのシューズを購入された方のコーデを紹介します。着用サイズとモデルサイズも表記しているので、サイズ選びの参考にしてみてください。
メンズ
ブラックのホカ オネオネ ボンダイには、同じくブラックのブルゾンやボトムス、キャップを合わせてクールなストリート風に。ボリュームのあるフーディーを使ったコーディネートも、足元のボリュームスニーカーがあるから好バランス。モダンな東京ストリートカジュアル。
ボンダイ6 ブラック 26.5cm
Model shoe size:25.5cm
レディース
テーラードジャケット×ロングスカートに、存在感のあるボンダイを合わせたコーデ。モノトーンでまとめたスタイルには、ボリューム感のあるシューズがマッチ。落ち感のあるスカートをスニーカーでカジュアルダウンさせる上級者テクは、お手本にしたい。
BONDI 7 WIDE ブラック 2022年購入 25cm
Model shoe size:24.5cm
カラーパンツを使った華やかなコーディネートに、ホカ オネオネのボンダイを合わせて。
ゆったりとしたトップスやボトムスともバランスがよく、平成レトロのイメージを超えて今のファッションを楽しんでいる感じがすてきです。使い回しの効くブラックカラーを選んだのもさすがといったところ。
HOKA ONEONEBONDI 7 BLACK/BLACK 2021年購入 23.5cm
Model shoe size:23.5cm
【HOKA】足のサイズごと口コミ解説
ホカ オネオネのシューズを購入された方の、口コミの傾向を解説します。
ボンダイ
レギュラーサイズの展開は以下のとおりです。なおワイドサイズは異なる点、またシリーズごとに誤差のある点にはご注意ください。
メンズ
足長 (mm) | 247 | 251 | 256 | 260 | 264 | 268 | 272 |
足幅 (mm) | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 |
Japan (cm) | 25 | 25.5 | 26 | 26.5 | 27 | 27.5 | 28 |
US | 7 | 7.5 | 8 | 8.5 | 9 | 9.5 | 10 |
Europe | 40 | 40 2/3 | 41 1/3 | 42 | 42 2/3 | 43 1/3 | 44 |
UK | 6.5 | 7 | 7.5 | 8 | 8.5 | 9 | 9.5 |
メンズのボンダイについて、実際に購入した人の口コミには以下のような傾向が見られました。
25cm台 |
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26cm台 |
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27cm台 |
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28cm |
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ボンダイは海外ブランドらしいスリムなデザインのため、ハーフアップ以上で履けた、ワイドサイズだからこそ履けた、といった厳しい意見が多くを占めています。一方でクッション性の高いインソールのおかげか、甲高でも履けたというレビューもそれなりに見かけました。幅広さんはハーフアップ以上、それで長さが気になるようならばワイドサイズを選ぶのが良いでしょう。ただし新作ごとにサイズ調整が行われているようなので、購入の際には注意が必要です。
レディース
足長 (mm) | 220 | 224 | 229 | 233 | 237 | 241 | 245 |
足幅 (mm) | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 |
Japan (cm) | 22 | 22.5 | 23 | 23.5 | 24 | 24.5 | 25 |
US | 5 | 5.5 | 6 | 6.5 | 7 | 7.5 | 8 |
Europe | 36 | 36 2/3 | 37 1/3 | 38 | 38 2/3 | 39 1/3 | 40 |
UK | 3.5 | 4 | 4.5 | 5 | 5.5 | 6 | 6.5 |
レディースのボンダイについて、実際に購入した人の口コミには以下のような傾向が見られました。
22cm台 |
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23cm台 |
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24cm台 |
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25cm台 |
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メンズのボンダイよりもスリムな設計とされるレディースモデル。普段のサイズでフィットするという人がいる一方で、レギュラーサイズはきつい、ワイドサイズを選んで良かったという声もかなり見受けられます。傾向としては、足のサイズが小さい人ほどレギュラーが合いやすく、大きい人ほどワイドが合いやすい印象です。とはいえ、メンズの場合と同様、リリースされる度にサイズ感が微調整されるシューズのため、やや大きめを選んでおいたほうがよいかもしれません。
クリフトン
レギュラーサイズの展開は以下のとおりです。なおワイドサイズは異なる点、またシリーズごとに誤差がある点にはご注意ください。
メンズ
足長 (mm) | 247 | 251 | 256 | 260 | 264 | 268 | 272 |
足幅 (mm) | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 |
Japan (cm) | 25 | 25.5 | 26 | 26.5 | 27 | 27.5 | 28 |
US | 7 | 7.5 | 8 | 8.5 | 9 | 9.5 | 10 |
Europe | 40 | 40 2/3 | 41 1/3 | 42 | 42 2/3 | 43 1/3 | 44 |
UK | 6.5 | 7 | 7.5 | 8 | 8.5 | 9 | 9.5 |
メンズのクリフトンについて、実際に購入した人の口コミには以下のような傾向が見られました。
25cm台 |
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26cm台 |
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27cm台 |
|
28cm |
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スピードモデルのクリフトンは、フィット感が高く、インソールもボンダイより沈み込みにくいモデル。ハーフアップやワイドサイズでちょうどよく履けたという声が多いようです。一方でジャストで履けたというレビューもチラホラ。これはリリースごとにサイズ調整がなされているというブランドの積極性に加えて、シリアスランナーがタイトフィットのシューズを好んでいるという可能性も考えられます。普段使いするユーザーであれば、ハーフサイズ程度の大きさが無難かもしれません。
レディース
足長 (mm) | 220 | 224 | 229 | 233 | 237 | 241 | 245 |
足幅 (mm) | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 |
Japan (cm) | 22 | 22.5 | 23 | 23.5 | 24 | 24.5 | 25 |
US | 5 | 5.5 | 6 | 6.5 | 7 | 7.5 | 8 |
Europe | 36 | 36 2/3 | 37 1/3 | 38 | 38 2/3 | 39 1/3 | 40 |
レディースのクリフトンについて、実際に購入した人の口コミには以下のような傾向が見られました。
- 幅が狭く、幅広さんには難しい
- 足首はゆったり
- ワイドを買ったので足が痛くない
22cm台 | |
23cm台 |
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24cm台 |
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25cm台 |
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メンズモデルと同様、フィット感やインソールの安定性に優れるモデルのため、一般的なシューズよりはやや狭く感じている人が多い様子です。反面、レギュラーモデルがジャストだった、標準サイズに感じたという声も少なからず聞こえてきます。これらはリリースごとの細かなサイズ調整による差や、タイトフィットを好むランナーの声という可能性も否定できません。ホカ オネオネのレディースモデルがワイズB相当とされていることからも、やや大きめ、あるいはワイドサイズを積極的に選んでみるのはひとつの手と言えるでしょう。なお、0.5cmセンチ刻みで商品がラインアップされているため、自分にあったモデルが選びやすいといったレビューも見受けられます。
ホパラ
レギュラーサイズの展開は以下のとおりです。なおワイドサイズは異なる点、またシリーズごとに誤差がある点にはご注意ください。
メンズ
足長 (mm) | 247 | 251 | 256 | 260 | 264 | 268 | 272 |
足幅 (mm) | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 |
Japan (cm) | 25 | 25.5 | 26 | 26.5 | 27 | 27.5 | 28 |
US | 7 | 7.5 | 8 | 8.5 | 9 | 9.5 | 10 |
Europe | 40 | 40 2/3 | 41 1/3 | 42 | 42 2/3 | 43 1/3 | 44 |
UK | 6.5 | 7 | 7.5 | 8 | 8.5 | 9 | 9.5 |
メンズのホパラについて、実際に購入した人の口コミには以下のような傾向が見られました。
25cm台 |
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26cm台 |
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27cm台 |
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28cm |
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トレイルやロードランニングやではなく、アウトドアアクティビティのために作られたホパラ。こちらもホカオネオネのシューズの傾向通り、日本人にとってはやや幅が狭い作りとなっているようです。特に幅が狭いというレビューが多いため、足が幅広の人はハーフサイズアップをして購入することをおすすめします。また厚手の靴下を履いて使う予定の人は、もう少し余裕のあるサイズを選んでおいたほうがよいかもしれません。
レディース
足長 (mm) | 220 | 224 | 229 | 233 | 237 | 241 | 245 |
足幅 (mm) | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 |
Japan (cm) | 22 | 22.5 | 23 | 23.5 | 24 | 24.5 | 25 |
US | 5 | 5.5 | 6 | 6.5 | 7 | 7.5 | 8 |
Europe | 36 | 36 2/3 | 37 1/3 | 38 | 38 2/3 | 39 1/3 | 40 |
レディースのホパラについて、実際に購入した人の口コミには以下のような傾向が見られました。
22cm台 |
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23cm台 |
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24cm台 |
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25cm台 |
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メンズのホパラと比べてレビュー数が少ないので難しいところですが、意外にも普段のサイズでちょうどいいという声が聞こえてきます。サイズ表を見る限りでは、ワイズBのレディースのランニングシューズとは違いがないものの、構造や素材の関係上、やや大きく感じる作りになっているのかもしれません。また素足で履く人も多いモデルですから、靴下がない分、ゆったりと履けているということもありそうです。とはいえ、少なからず幅が狭い、甲が低いといったレビューも見られますので、サイズ選びは注意したいところ。
サイズ感のまとめ
- ホカ オネオネは海外ブランドのシューズらしく、全体的に幅が狭めの作りで、モデルによっては甲の低さも気になる
- 足幅が広い人は、積極性にワイドサイズのモデルを選びたい
- クッション性の高いランニングシューズのボンダイ≈アウトドアアクティビティ向けのホパラ>ややスピード重視向けのランニングシューズのクリフトン、といった順でサイズ感は小さく、狭くなる
- モデルごと、また同じモデルでもシリーズごとに履き心地が異なるので、購入の際には注意したい
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