夏場に人気のサンダルといえば、ビルケンシュトック。アリゾナからチューリッヒまで、サイズ感も分かるコーデをご紹介。
トングサンダルからクロッグまで。多種多様なモデルを展開
240年以上の歴史を誇る、ドイツのシューズブランド、ビルケンシュトック。長時間履いていても疲れないサンダルとして、夏場には欠かせません。ビルケンシュトックの特徴は、足を支えるフッドヘッドの構造と、サンダルのパターンの多さ。アリゾナやチューリッヒなど、世界各国の地名がつけられた多種多様なモデルがラインナップされています。
おすすめの人気のモデルを中心に、コーデをご紹介します。
ビルケンシュトック
BIRKENSTOCK アリゾナ(レザー) (ウォッシュドメタリッククリームゴールド)
¥7,560
ビルケンシュトックでサンダルを探す
女性に人気。蝶々をモチーフにしたBALI(バリ)
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女性に人気のバリの特徴は、デザイン性の高いストラップ。蝶々をモチーフにしていて、足元にエレガントな表情を与えてくれます。
ライトブルーの花柄ワンピに、デニムをレイヤードして。足元にはブラックカラーのストラップのBALI(バリ)で、引き締めポイントを。カジュアルすぎないニュアンスが、ワンピースに合わせやすい。
ビルケンシュトック:19SS新作 BALI/バリ パテント
Model:162cm
甲を覆うスエードアッパーが、ドレススタイルにもマッチ。ZÜRICH(チューリッヒ)
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1966年に誕生したのが、甲を覆う形のチューリッヒ。ビルケンシュトックのサンダルの中でも、特に人気のモデルです。
チューリッヒモデルで特に人気なのは、アッパーにスエード素材を使ったもの。上品なスエードの質感なら、ドレススタイルにもマッチします。
ダークトーンのシャツワンピに、トープカラー(もぐら色)のサンダルを。アッパーの面積が多いので、サンダルソックスを合わせて、ネイルをチラ見せしても可愛い。
足のカバー面積が多いので、他のモデルと比べても特に履きやすいと、履き心地にも定評があります。ただ、カバー面積が多い分、夏場だと多少ムレが気になるかも。
ビルケンシュトック:チューリッヒ トープカラー サイズ36(23cm)
ダークトーンのワンピースにもマッチ
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甲を覆うスエード素材がどこか上品な雰囲気のチューリッヒ。クラシカルなダークトーンのワンピースにもマッチ。ノースフェイスのミュゼットバッグをフロント掛けして、ややカジュアルな印象に。足のネイルがきちんと見えるので、ネイルアレンジが楽しい。
ビルケンシュトック:チューリッヒ トープカラー サイズ38
大きめのチェックが可愛い、ギンガムチェックのワンピに合わせて
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ボリューム感のあるサンダルなので、大きめのチェック柄とも相性〇。夏らしいギンガムチェックのワンピースの足元に。大柄のトップスやワンピともバランスが取りやすい。
ビルケンシュトック:チューリッヒ サイズ37
Model shoe size:24cm
くすみ色のトープカラーのチューリッヒは、着回しに便利
くすんだトープカラー(もぐら色)のチューリッヒは、着回しに便利なカラー。ボタニカルやフラワーモチーフのスカートと合わせても。
ZURICH/チューリッヒ
ソフトフットベッド スエードレザー トープ
¥15,120
夏場に特に活躍してくれるサンダル、GIZEH(ギゼ)
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古代ギリシャのサンダルにインスパイアされたというギゼは、トング型のサンダル。夏らしいトング型のサンダルは、夏場に特に活躍してくれます。
夏らしいティアードワンピには、ホワイトカラーのギゼを合わせて爽やかに。クリアバッグがさらに季節感をプラス。
もし、海辺などでの使用を想定するなら、撥水加工されているEVA素材のギゼを選んでみて。他のモデルよりも、足が痛くなりそうという声が上がるギゼですが、かかと部分にスペースがあるとトング部分の足の指がこすれてしまう可能性があるので、ぴったりしたサイズを選んで。
ビルケンシュトック:ギゼ サイズ23.0
Model:159cm
メタリックなライラックカラーは2019SS新作
メタリックなライラックカラーは、2019SSの新作。エレガントなサンダルは、ドレススタイルにも。
ビルケンシュトック GIZEH/ギゼ
メタリック ストーンズライラック
¥12,960
GIZEH(ギゼ)と同じく、トングサンダルモデルのKairo(カイロ)
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ギゼと同じく、トングサンダルモデルのカイロ。ボーイズライクなテイストのカイロは、シャツワンピ×ワイドパンツのレイヤードコーデの足元に。
ビルケンシュトック:カイロ サイズ37
Model:158cm
人気のアリゾナをプチプラで。ARIZONA(アリゾナ)EVA
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ビルケンシュトックのサンダルの中でも、人気の高いモデルがアリゾナ。太めの2本ストラップが特徴で、メンズラインで特に支持を受けています。太めのストラップが少しメンズライクな印象なので、足元にボリューム感を出したいときにピッタリ。
ホワイトカラーが目を惹くマキシ丈のシャツワンピのアクセント使いとして。
アリゾナの中でもEVA素材を使ったアリゾナEVAは、通常のサンダルよりも軽量化されている上に、撥水加工もほどこされているので丸ごと水洗いが可能。
さらに、4,000円台という通常価格の半額程度のプライシングなので、手に入れやすいところもポイントです。
ビルケンシュトック:アリゾナ エバ サイズ39(25インチ)
Model:161cm
2019SS メタリックカラーのアリゾナが登場
メタリックは2019SSのトレンドのひとつ。メタリックなストーン柄のアリゾナが登場。シンプルなデニムコーデに合わせるだけでも、足元が映えます。
ビルケンシュトック ARIZONA/アリゾナ
メタリックストーンズブラック
¥12,960
夏場に便利。丸洗いできる、撥水加工済のアリゾナEVA
夏場に便利な撥水加工済のEVA。川辺のレジャーにも。夏らしいホワイトカラーがおすすめ。
ビルケンシュトック ARIZONA/アリゾナ
EVA ホワイト ウォッシャブル
¥4860
アッパーを覆うカバー力×夏らしい3本ストラップのFLORIDA(フロリダ)
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細めの3本ストラップで、アッパーを覆うモデルのフロリダ。ストラップが2本のアリゾナに比べると、少し華奢な印象。そして、甲を完全にカバーするチューリッヒに比べると、通気性があります。カジュアルにも、ワンピにもマッチするニュートラルなサンダルです。
落ち着いた中間色がナチュラルな雰囲気のボトムスに、同じカラートーンのロングシャツを羽織って。足元をフロリダのブラックカラーで引き締めを。
ビルケンシュトック:フロリダ サイズ35(22.5cm)
可愛らしいペールピンクのフロリダ。2019SS
2019SSのトレンドは、ペールトーンカラー。可愛らしいペールピンクのフレッシュローズ。ブラックドレスなどに合わせて、差し色使いしても。
ビルケンシュトック FLORIDA
フレッシュローズ
¥11,340
女性らしい細身のストラップが特徴。YARA(ヤラ)
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女性らしい細身のアンクルストラップと、親指のループデザインが特徴のヤラ。ビルケンシュトックの中でも、フェミニンな印象なのでワンピースやドレスにもマッチ。
ホワイトカラーのワンピースに、レギンスを合わせて。足元にヤラサンダルで、ワンポイントを。
ビルケンシュトック:ヤラ サイズ24cm
ブラックカラーのYARAは、モードな雰囲気に
ワンピースやドレスの差し色としても重宝するブラックカラーのヤラ。ドレスに合わせれば、モードな雰囲気に。
ビルケンシュトック YARA
パテントブラック
¥12,960
コロンとしたシルエットが可愛い。クロッグ型サンダル、ボストン
サンダルのバリエーションが多いのも、ビルケンシュトックの特徴。中でもコロンとしたシルエットが可愛いクロッグ型のサンダル、ボストンはコーデに柔らかい雰囲気を。
たっぷりとした生地感がナチュラルな雰囲気の切り替えワンピースの足元に、ボストンを合わせて。生成りのワンピのカラーと、ボストンのシルエットが優しいニュアンス。
ビルケンシュトック:ボストン サイズ37
Model shoe size:23.5cm
19SS新作オフホワイトのスエードレザーが大人っぽい。ボストン
ソフトスエードレザーのボストン。素材感とオフホワイトのカラーリングが、大人っぽい印象。
19SS新作
BOSTON/ボストン ソフトフットベッド スエードレザー
¥17,280
ビルケンシュトック×ソックスレイヤード
ベージュやトープカラー(もぐら色)のサンダルに、白ソックスをレイヤード
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今シーズン気になるのは、淡いペールトーンのコーデ。ライトブルーのロングシャツに、ブルーデニムを合わせて。足元はビルケンシュトックのベージュやトープカラー(もぐら色)に、白ソックスをレイヤードすると、ワントーンコーデが完成。
Model shoe size:24cm
サイドスリットワンピから、ソックスをチラ見せ
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ブラウンカラーのサンダルに、ブラックカラーのソックスを合わせて。サイドスリットのワンピをレイヤードすれば、サイドスリットからソックスがほの見える。
夏場はサンダルにショートソックスを合わせることが多いけれど、お手本にしたいソックスとサンダルのレイヤードスタイル。
ビルケンシュトック:サイズ36
Model:150cm
ホワイトカラーのアリゾナに、グレーソックスを
レッドカラーのボーダーTは、目を惹くアイテム。ヴィヴィッドなカラートーンのトップスの足元は、シンプルにまとめて。グレーソックスに、ホワイトカラーのアリゾナを。
トップスやボトムスにインパクトがあるときは、淡いカラーでソックスレイヤードしてみて。
ビルケンシュトック:アリゾナ サイズ38(24.5cm)
Model shoe size:24.5~25cm
Model:150cm
サイズ感のポイント
履き心地の良さがビルケンシュトックの特徴ですが、フィットしたサイズ選びが重要です。サイズ感のポイントを解説します。
独自のサイズ表記に注意
ビルケンシュトックは35~43という独自のサイズ表記になっており、例えば24.5cmであれば38が該当します。公式通販サイトでは、cm表記からもサイズが選べるようになっているのですが、独自サイズのみの場合は対応表で確認が必要です。
また、サイズによっては2サイズにまたがるものがあります。例えば24cmサイズは37と38にまたがりますが、その場合は大きめな方を選ぶことをおすすめします。
レギュラー幅(幅広)かナロー(幅狭)か
さらに、サンダルにはレギュラー幅(幅広)かナロー(幅狭)かを選ぶことができます。通常はレギュラーで大丈夫ですが、足の幅が狭いと思う人はナロー(幅狭)を選ぶのがおすすめです。
判断の基準は、足の裏がきちんとフッドヘッドに固定されるかどうか。フッドヘッドが足を支えるために立体的な構造になっているので、足のズレがないかを確認してみてください。
ナローは、サンダルにプリントされた足のマークが塗りつぶされています。レギュラー幅の場合は、足のマークは境界線のみ。
ビルケンシュトック ARIZONA/アリゾナ
ブラック
¥10,260
試し履きしたときのチェックポイント
つま先に0.5~1cm程度のゆとりがあるかを確認します。さらに、ベルトやストラップが固定されていて、指が入る隙間を作らないようにしてください。この状態で、足の裏がフッドヘッドにきちんと固定されていればOKです。
さらにトングタイプのサンダルの場合は、鼻緒と指の股に間隔が少し開くのが正しい履き方です。トングが指にあたってしまう場合は、ベルトの締まり具合を確認するか、違うサイズを試しましょう。
サイズ感のポイント
- 足先に0.5cm~1cm程度余裕があるものを
- 幅広か幅狭を選べる
- 自分の足のサイズが2サイズにまたがる場合は、大きい方を
- ベルトやストラップは固定して、指が入らないように
- トングサンダルは、鼻緒と指の股に間隔が空くのが正しい
- 足の裏がフッドヘッドに固定されているか確認を